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Premiere Proと出会った話

  • yukaia.net AdventCalendar 2020

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⏱️6 min read

ひとまず、3日坊主は回避できました。なっちゃそです。

これは、yukaia.net AdventCalendar 3日目の記事です。
企画概要などは、初日の記事をご参照ください。

カレンダーはここ↓


今日は昨日の続き、動画編集ソフトの話です。

選ばれたのは、Premiere Pro でした。

数多ある動画編集ソフトの中から、自分が選んだのはPremiere Pro でした。
言わずもがな、Adobe社のノンリニア編集ソフトです↓

選定理由はいくつかあるのですが、一番の大きかったのは、Insta360との連携です。

前提:収録機材

モトブログからお越しの方はご存じの方も多いと思いますが、
私のモトブログ収録用機材に関しては、こちらの動画と記事をご参照ください。

要は、動画撮影用のカメラが、Insta360という、360度撮影可能なカメラを使っている。
ということが重要です。これが曲者なんです…w

Insta360 × Premiere Pro

まずは、こちらのプラグインをご紹介↓

これは、Insta360ユーザなら最初に入れる、 Insta360 Studio というソフトに付随する、
Premire Pro 向けプラグインのインストールガイドです。

つまり、Insta360 系のカメラで撮影した映像を、Premiere Pro を使って編集が可能。
ということが実現できます。

編集での不便な点

Insta360で撮影した映像を使って、AviUtil・Premiere Proで動画を作る時の工程を、それぞれまとめてみます。
これを見比べると、この苦悩が多少わかっていただけると思います。

AviUtlの場合

  1. Insta360 Studio で、必要な動画素材をクロップ・360度カメラグルグル編集
  2. Insta360 Studio で、クロップ素材の出力
  3. AviUtlで追加編集(テロップなど)
  4. ミックスして書き出し

Premiere Pro の場合

  1. Premiere Pro にすべてインポート
  2. Premiere Pro 上で360度映像カメラグルグル・クロップ・テロップ等を編集
  3. 混ぜ混ぜして書き出し。

不便な点、それは 360度映像を、一度動画として書き出す必要がある という点です。

後から「あー、このシーンのこのタイミングで別の方向を向けたい~」とか言う時は、
残念ながら、再度クロップ・カメラグルグル編集・動画出力 と、
このループが続きます。

このループが自分の肌に非常に合わなかったです。


ということで、Premiere Pro ですべてがまかなえる。と知った瞬間に飛び乗りました。
今では、非常に肌にあってやりやすいです。

…と、褒めてますが、イマイチな点もいくつか。

神ツール!とは行かない、残念ポイント

1. インストールに難あり

自分がやった時は、Premiere Pro のプラグインがうまく導入できず、
Insta360動画ファイル (.insv) が、Premiere Pro上で読み込めないという事案が発生していました。

これの解消方法は、Adobe公式に書いてありました。

Ok found the issue and resolved my problem. Not sure if Adobe can reach out to Insta360, or if Insta360 devs check this area. It's basically the plugin location when installing the Insta360 software. I just moved or copied the file "Insta360Importer.prm" to the other Common folder location.

path files
C:\Program Files\Adobe\Adobe Premiere Pro 2020\Plug-Ins\Common Correct
C:\Program Files\Adobe\Common\Plug-ins\7.0\MediaCore Incorrect

ということで、困ったら、このパスにアクセスして、 Insta360Importer.prm の存在を確認してみてください。

なければ、ファイルを置いてください。元ファイルはここ↓

C:\Program Files\Insta360 Studio 2020\Insta360Importer.prm

(※Studioの2020版を使っています。きっとその年の数字に変える必要あり)

これだけに、軽く2週間は溶かしていました。なにかのご参考までに。

2. 全部が全部、一括でエンコード。とは行かず。

自分のモトブログの場合、多くは下記のレイヤー構成になっています。

  1. 360度カメラ映像
  2. テロップ
  3. 3Dモデル映像(カラーキー)

ですが、どうもこれらすべてを一括でエンコードしようとすると、
途中でリソース不足か何かで落ちちゃうんですよね。。。ちょっと困っています。

ただ、昨日も書いたとおり、AviutlでVTuberの支援ツールを使う関係上、
一度 1+2 の動画ファイルを出力しておいて、その後 3 のモデルをミックスする。
というスタイルに落ち着きました。

ちょっと納得が行きにくいですが、これでやっていきます。これぞ運用でカバーです。


まとめ

360度カメラ映像を使うなら、自分はPremiere Pro しか選択肢がなかった。というお話でした。
他にもいろいろな選択肢があるはずなので、これは一つの結論と思っていただければ幸いです。

ただ、Adobe CCを購入して後悔はしていません。むしろ便利すぎて震えてます。
そのお話は、また明日。

ということで、今日はここまで。それでは。

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